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「セルフチェック検査」
  

認知症の早期発見につながる
「セルフチェック検査」

自分で出来る
認知症チェックとは?

認知症は一度発症すると根治は難しいとされていますが、認知機能の低下を早期に発見できれば、適切な治療や行動をすることで、改善したり進行を遅らせることができます。それには自分自身や家族の異常にいち早く気づくことが大事。
そこで役立てたい、自宅で出来るセルフチェック検査についてまとめてみましたので、ぜひご活用ください。

認知症は早期発見が重要!その理由

認知症とは、脳になんらかの障害が起こることで認知機能が低下する状態。加齢に伴って見られる物忘れとは異なり、日常生活に支障をきたす病気です。
一般的に認知症は「一度発症すると改善はしない」と考えられていますが、早期発見できればその進行を遅らせることができますし、なかには治療によって改善する認知症もあります。
どちらにしても、早期発見が何より重要ということになります。以下に、認知症の早期発見が重要である理由をまとめてみました。

原因によっては早期の治療で改善できることもある

認知症の原因のなかには、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫のように、早期に発見でき適切な治療を受けることができれば、改善が見込めるものもあります。

軽度認知障害の場合、正常な状態へ回復することもある

認知症の一歩前の段階である軽度認知障害(MCI)と診断されても、適切な対応・取り組みを行うことで正常な状態へと回復できることがあります。
症状が軽ければ軽いほど、その可能性は高まるとされています。

将来に向けた対策を立てられる

認知症であることが早期に分かれば、症状が進んだときにどうするか…といった対策を、家族や医師と一緒に立てておくことができます。

回復する可能性があるものでも、発見が遅れると治療ができなくなることもあります。
小さな変化を見逃さないよう、普段から認知症チェックを行うことが重要です。

認知症の兆候を早期発見できる
『脳検(脳活性度定期検査)』とは?

自分や家族の認知機能について知りたいが、「なかなか医療機関へ出向く時間がない」「医者にかかるのはまだ抵抗がある」といった人向けに、脳検(脳活性度定期検査)というサービスがあります。
これは40~90歳を対象とした、自宅にいながら自身の認知機能を定期検査できるサービスで、スマートフォン、パソコンかタブレットがあれば誰でも受けることができます。
回答はすべて選択式。簡単なマウス操作・タッチ操作ができればOKです。問題は約90問。所要時間はおよそ30分です。
記憶力や空間把握力などを測る問題を解きながら、自分自身の「脳力」を検査することができます。
以下が、脳検を受けることでくわしく知ることができる項目です。

自分の脳年齢を同世代比較できる

現時点での、自分自身の脳年齢を知ることができます。
同年代の受検者との比較も可能ですので、自身の結果の良し悪しを客観的に知ることができます。

過去の測定結果との比較ができる

定期的に脳検を受けることで、過去の測定結果とのデータ比較ができます。そのため、認知機能が低下してきたタイミングで、すぐに気づくことができ、認知症手前で医療機関を受診することが叶います。

自分専用の認知症予防対策法がわかる

現在の自身の脳年齢に合わせた栄養管理・運動方法など、自分専用の認知症予防対策・方法が分かります。

脳検は、申し込みから1か月間(30日間)は無料で体験ができます。その間、何度でも受検ができ、キャンセルも可能です。継続する場合は、半年間(180日間)無制限で受検できて6,980円(税抜)です。認知症の兆候を調べる際に医療機関で行われる一般的な検査方法のMCIスクリーニング(約2~3万円)や、脳MRI(約1.5~13万円)、アミロイドPET検査(約25~45万円)などと比較しても、リーズナブルかつ定期的に認知機能の状態を調べられる検査方法として、高い注目を集めています。
(あくまでも自宅でできる認知機能検査であり、医師の診断とは異なります。自覚症状が出ている場合は速やかに医療機関を受診してください。)

脳検の1か月間(30日間)を
申し込んでみる

東京都福祉保健局の『自分でできる認知症の気づきチェックリスト』とは?

東京都福祉保健局のサイト「とうきょう認知症ナビ」の中には、「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」というコンテンツがあります。
物忘れなど気になる症状があるときに、気軽に利用することができる認知症チェックです。チェックリストは以下の10項目ですので、気になる方は確認してみてくださいね。

自分でできる認知症の気づきチェックリスト(

  • 財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか
  • 5分前に聞いた話を思い出せないことがありますか
  • 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などのもの忘れがあると言われますか
  • 今日が何月何日かわからないときがありますか
  • 言おうとしている言葉が、すぐに出てこないことがありますか
  • 貯金の出し入れや、家賃や公共料金の支払いは一人でできますか
  • 一人で買い物に行けますか
  • バスや電車、自家用車などを使って一人で外出できますか
  • 自分で掃除機やほうきを使って掃除ができますか
  • 電話番号を調べて、電話をかけることができますか

それぞれのチェック項目について「問題なくできる(1点)」「だいたいできる(2点)」「あまりできない(3点)」「できない(4点)」で計算。
20点以上の場合は、認知機能や社会生活に支障が出ている可能性があります。専門の医療機関や、自治体の窓口などに相談してみましょう。
ただし、このチェックの結果はあくまでもおおよその目安であり、医学的診断とは異なりますので、ご注意ください。

認知症かも、と思ったらだれに相談すればいい?

「もしかしたら認知症かもしれない」といった疑いや不安がある場合、まず誰に相談したらよいのでしょうか。
かかりつけの医療機関があるなら、診療科目に関わらず、症状について相談してみるのがベターです。認知症の検査や診断について詳しい医療機関があれば紹介してもらえますし、これまでの身体状況・処方されている薬といったデータを記載した、詳しい紹介状を発行してもらうこともできます。
こういったデータは認知症の診断においても重要な資料となるため、まずはかかりつけ医への相談を検討してみてください。

かかりつけ医がない場合は、認知症の診断・治療などを行っている精神科・脳神経外科・心療内科、または専門外来である「もの忘れ外来」を受診しましょう。
もの忘れ外来は大きな病院に併設されていることが多いのですが、どこに病院があるのか分からない…といったケースもあります。そうした場合は、近隣の地域包括支援センターに問い合わせてみてください。
地域包括支援センターには介護支援専門員(ケアマネジャー)・社会福祉士といった専門家が在籍しており、認知症サポート医や、もの忘れ相談医などをリストアップしていることが多いため、適した医療機関を教えてもらうことができるはずです。

地域包括支援センターの
連絡先・ホームページ一覧

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【取材協力:脳活総研】

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記事監修

日本認知症学会
名誉会員
本間 昭 医師

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