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疑問と不安を解消
認知症予防Q&A

認知症予防に必要な
基礎知識を
身につけましょう。

ここでは、認知症予防に関する一般的な疑問や不安について、Q&A形式で解説しています。認知症を予防するには、何よりもまず正しい知識を身につけることが第一。気になる症状の早期発見にもつながることですので、ぜひ参考にしてみてください。

認知症予防Q&A その1

認知症にならないためには
何に気をつければ良いですか?

医療技術や研究が進んだ現代においても、認知症を根治する明確な方法は見つかっていません。根治する方法がない以上、私たちがすべきは「日頃から認知症予防を心がける」こと。そのためには、認知症予防への有効性が認められている「食生活と運動習慣の改善」に気を配る必要があります。
食事については、何を控えて何を積極的に摂取すべきなのか、運動については、どのような運動をどのくらいの頻度で行うべきなのかを知っておきましょう。

認知症予防Q&A その2

認知症は遺伝しますか?

家族に認知症がいる場合、もしかしたら自分も発症するのでは…と心配に思う人は少なくありません。たしかに、認知症の中には家族性アルツハイマー病や前頭側頭型認知症といった、遺伝性が認められているケースもあります。
しかし、こういった遺伝性の認知症の発症率は非常に低いのが特徴です。症状の特徴や対処法など、遺伝性認知症について正しい知識を持ち、必要以上に怖がらないようにしましょう。

認知症予防Q&A その3

「軽度認知障害(MCI)」の
症状とは?

軽度認知障害とは、認知症の一歩手前の段階で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれます。「同じ会話を何度もしてしまう」「最近あった人の名前が思い出せない」「物の置き忘れが増える」といった記憶障害が見られますが、日常生活を問題なく送れるレベルであり、症状改善の余地もあります。
しかし、加齢に伴って見られるごく自然な物忘れと、認知症予備軍である軽度認知障害の区別はしにくいのが難点。その2つにどのような違いがあるのかチェックし、軽度認知障害の早期発見につなげましょう。

認知症予防Q&A その4

「認知症かも…」と思ったら
何科に行けばいいですか?

自分自身や家族に気になる症状が見られる場合は、かかりつけ医、または「もの忘れ外来」などの専門医に相談してみるとよいでしょう。
もの忘れ外来は認知症を専門的に取り扱う医師が診察や診断を行っており、メモリー外来・老年期外来と呼ばれていることもあります。こういった専門外来ではさまざまな検査を受けることができ、気になる症状が加齢に伴う一般的なものなのか、認知症によるものなのかを知ることができます。
検査の種類や事前に準備しておくことなどを知っておくと、スムーズに受診できるのでおすすめですよ。

認知症予防Q&A その5

認知症予防に良いサプリは
ありますか?

健康や美容によいサプリメントは数多くありますが、「認知症予防にはコレが効く!」と断言できるサプリは、今のところありません。一部で認知症予防効果が注目されているサプリメントの成分も複数存在しますが、現時点ではすべて研究段階となっています。
食事から積極的に取り入れたい成分を挙げるとするなら、DHA・EPA・αリノレン酸をはじめとするオメガ3脂肪酸が有名です。ただ、これらを多く含む青魚やえごま油、亜麻仁油、くるみなどの食品を十分に摂取するのが難しい場合、補助的にサプリを使うのはひとつの対策手段かもしれません。

認知症予防Q&A その6

「軽度認知障害(MCI)」になったら
車の運転は控えるべき?

軽度認知障害は認知症の一歩前の状態ではありますが、車の運転は可能となっています。しかし、あきらかに運転ミスが増えていたり、判断力の低下を感じるなど不安なことが多いのであれば、悲しい事故を起こさないためにも、運転は極力控えていくべきでしょう。ちなみに、2017年3月に改正された道路交通法では、75歳のドライバーに免許更新時の認知機能検査が義務付けられています。
この認知機能検査で「認知症のおそれがある」と判定され、医師から「認知症である」と診断されると、免許は停止・取り消しとなります。

認知症予防Q&A その7

老化による物忘れと認知症の違いは、
何で判断するのですか?

年齢と共に増えていく物忘れと、認知症による物忘れには、大きな違いがあります。例えば、加齢による物忘れの場合は「体験の一部や細部を忘れる(体験したこと自体は覚えている)」のに対し、認知症による物忘れは「体験そのものを忘れる」のが特徴です。
例を挙げると、ランチを食べたのは覚えているがメニューの一部を思い出せないのが加齢による物忘れ、ランチを食べたことすら忘れてしまうのが認知症です。ただ、初期のうちは区別がつきにくいこともあるため、細かい症状をしっかりチェックしておきましょう。

認知症予防Q&A その8

認知症予防に脳トレは
効果がありますか?

脳トレとは、パズル・クイズ・ゲームといった脳を鍛えるトレーニングのこと。脳トレを続けることは、認知症の予防…いわゆるボケ防止に効果があると言われ、テレビや雑誌などでも大人気です。しかし、実はその有効性には諸説あり、認知症予防効果が立証されているわけではありません。
ただ、日常的に知的活動を続けている人は、年齢を重ねてもある程度の脳機能を維持できていることが分かっているため、脳トレに限らず、何らかの活動をコツコツと続けていくことがおすすめと言えるでしょう。

認知症予防Q&A その9

認知症が治る治療薬は
ありますか?

認知症の治療薬は現在のところ、2系統・4種類の薬が認知症治療薬として認可されています。その4剤とは、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン、メマンチンの4種類。適応するのはアルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症のみです。
症状の出方に合わせて使い分けられますが、この治療薬は認知症を根治するものではなく、記憶障害・失語・判断力の低下といった中核症状の進行を遅らせるもので、認知症を完治させる治療法や治療薬は、まだ見つかっていません。

認知症予防Q&A その10

認知症になりやすい人の
タイプとは?

認知症になりやすい方としてまず挙げられるのは、糖尿病・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病を患っている方です。こうした病気を抱えている人は、動脈硬化などで血管が傷つきやすくなっており、脳梗塞・脳出血といった脳血管障害による血管性認知症のリスクが高まります。
また、人との交流がない・家に引きこもりがちといった、社会参加の少ない人も要注意。脳機能の低下につながり認知症のリスクが高まるとされているため、何らかの形で外へ出ることが重要となります。

認知症予防Q&A その11

認知症はどのように
進行していくのですか?

認知症を発症すると、症状がどのような進み方をするのか不安に感じている人も多いでしょう。そこで、この記事では認知症がどのように進むのか、アルツハイマー型認知症を例にとって説明していきます。

大切なのは、症状や状態をしっかりと把握すること。それに合わせて、適切な対応をしていくようにしましょう。

認知症予防Q&A その12

認知症患者とは
どんな風に接すれば良いでしょうか?

認知症の人と接するときのポイントは、まず認知症を理解し、本人も強い不安を感じている、と知ること。介護を行っていく上では、周りの人の接し方も非常に大切です。この記事では、認知症の人と接するときの注意点についてまとめました。

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【取材協力:脳活総研】

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ドクター

記事監修

日本認知症学会
名誉会員
本間 昭 医師

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